【WordPress】WordPress開発ツール「Local」のインストール方法と使い方解説（初心者向け）

24.10.0324.12.08

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WordPressのメリットデメリットについては、こちらの記事で紹介しましたが、
実際初めてでも本当に使いこなせるか不安ですよね。

WordPressにはローカル環境（ご自身のパソコンの中だけでWordpressのサイトが作れる環境）でテスト開発を行うことができる「Local」という開発ツールがあります。

これからWordpressでWebサイト制作を始めたい方は、まず「Local」を使うことをオススメします！

「Local」をおすすめする理由

サーバー契約やドメイン取得などのコストをかけずに、無料でWebサイト制作を試せる
Webサイト公開する前に、セキュリティ対策をできる
→Wordpressのサイトは初期状態ではセキュリティ対策がされていないため、危険に晒されています。プラグインを使うなどしてセキュリティ対策をした上でサイト公開する必要があります。

「Local」は、初心者でも簡単にWordPressのテストサイトを構築できる強力なツールです。
本記事では、ウェブデザインを学び始めたばかりの方にもわかりやすく、Localのインストール方法と基本的な使い方を解説します。
これを参考に、安心してWordPressサイトの開発を進めましょう！

この記事でわかること

Localとはどういうツールなのかがわかる
Localのインストール方法がわかる
Localでのサイト作成の仕方がわかる
Localを使用するときにおすすめの初期設定がわかる

1. Localとは？

Localは、WordPressのローカル開発環境を簡単に構築できる無料ツールです。以下のようなメリットがあります。

簡単なセットアップ: 数クリックでWordPressサイトの環境が整います。
高速な動作: ローカル環境で動作するため、インターネット接続に依存せずスムーズに作業ができます。
安全なテスト環境: 公開前にサイトの変更を試すことができ、誤操作によるトラブルを防げます。
プラグインやテーマの自由なテスト: 新しいプラグインやテーマの導入前に動作確認が可能です。

2. Localのインストール方法

以下の手順に従って、Localをインストールし、WordPressのテストサイトを立ち上げましょう。

1. Localのダウンロード

STEP

Localの公式サイトにアクセス

STEP

トップページの「OR DOWNLOAD FOR FREE!」ボタンをクリック

STEP

インストーラをダウンロードする

パソコンのOS・名前・メールアドレス・組織の種類を入力し、「GET IT NOW！」をクリックしてダウンロードします。

2.インストーラーの実行

STEP

インストールを実行

インストーラーを開き、画面の指示に従ってインストールを実行

利用規約：チェックボックスをONにして、「I agree」をクリック
エラーレポートの送信：好きな方でOK
アカウントの作成：
　画面に従って項目を入力、またはGoogleやGithubのアカウントを利用することもできます。

STEP

Localを起動

インストールが完了したら、「Open Local」をクリックして起動します。

3. LocalでWordPressサイトを作成する方法

Localを起動したら、さっそくWebサイトを作ってみましょう。

1. 新しいサイトの作成

STEP

サイト名を入力

最初に作るサイトの名前を入力し、「Continue」をクリックして次へ進みます。

STEP

環境の選択

デフォルト設定（Preferred）を選び、「Continue」をクリックします。

PHPバージョン、ウェブサーバー、MySQLバージョンは自動で選ばれるため、特にこだわりがなければそのままで問題ありません。

STEP

WordPressのユーザー情報を入力し、「Add Site」をクリック

ユーザー名: 管理者用のユーザー名
パスワード: 安全なパスワードを設定
メールアドレス: 管理者用のメールアドレス（デフォルトのアドレスでもOK）

STEP

WordPressのインストール開始

インストールが完了すると、ダッシュボードに新しいサイトが表示されます。

4. Localの基本的な使い方

Localの基本的な使い方について解説します。

1. ダッシュボードの使い方

Open Site：ローカル環境でサイトを表示
WP Admin：WordPressの管理画面にログイン
Go to site folder：作成されたサイトのフォルダを開く
左下の＋ボタン：新しくWordpressのサイトを作成

２. サイトの起動・停止

起動: ダッシュボードでサイト名の横にある「Start Site」ボタンをクリックします。
停止: 作業が終わったら「Stop Site」ボタンをクリックして停止します。

起動したままではPCに負荷がかかってしまうため、作業が終わったらサイトを停止しましょう！

5. Localのおすすめ設定

Localの操作性が上がるおすすめの初期設定を３つご紹介します。

１. One-click adminをONにする

One-click adminをONにすると、WordPress管理画面ログイン時のユーザー名・パスワードの入力を省略できます。

２. 言語とタイムゾーンの変更

WordPressは初期設定では英語表記になっているので、以下の手順で日本語に変更します。

STEP

WordPress管理画面を開く

STEP

Settings ＞ Generalを選択

STEP

Site Languageを「日本語」に、Timezoneを「Tokyo」に変更

STEP

「Save Changes」をクリックする

3. サイトをSSL化する

WebサイトのSSL化は、サイトの信頼性を保証するためにも必須です。
インターネットに接続されていないローカル環境であっても、最終的にWebサイトを公開する際にはSSL化する必要があるので最初に設定しておきましょう。

STEP

LocalのダッシュボードでSSLを設定

SSLの項目の「Trust」をクリックし、「Trusted」に変更

STEP

WordPress管理画面からSSLを設定

WordPressの管理画面から設定＞一般を選択。
WordPressアドレスとサイトアドレスをhttpsに変更する。

STEP

WordPressの管理画面に再度ログイン

SSL化すると、一度強制的にログアウトさせられます。
再度ログインして、アドレスバーに鍵マークがついていればSSL化成功です。

まとめ

Localは、WordPressのテスト開発を初心者でも簡単に行える強力なツールです。
Localを活用して安全かつスムーズにサイト制作を進めましょう。

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